あ、萌を忘れそうなのでこっちにあげておこう…。
大学とかではメモ帳に書き込んでますが、ネットを使える環境だと長文を簡単に打てるのでこっちに書く方が好きです。
更新できてないですし、せめて設定やあらすじとかでも楽しんでもらえるといい、な…。
乖/離性障害の一つ、離/人症になりかかりなルルーシュ。
自分の手が自分の手の様に感じられない。
感覚と、手の動きに一瞬のズレを感じたり、言いようのない違和感を感じる。
人の声を知覚はしてもフィルター越しの様で、それは触覚も同じ。
視えない薄い膜越しに触られ、触ったりしている感じ。
存在したい、だけど他人から自分の存在をはっきりと認知できない。
ちょっと薬パロで使いたい部分があるのだけど、どうしようかな…と考えてます。
私は別に、壊れてる人が好きというわけではないので(苦笑)
それと転生話なカウンセラースザク。
スザクもルルーシュもそれなりに前世の業を背負っていて。
スザクは中学生か高校生の時に天涯孤独状態(余り死者は出したくないので、家と何らかのトラブルがあって絶縁状態でも良いかも)、ルルーシュは以前書いたように実の母に教育放棄をされて。
特にルルーシュは父が分からない状態な気がする、かも。
とりあえずお母さんが世界で、お母さんしかいなかったって感じです。
で、余りに悲惨な状況を流石に見かねた周りのお陰で、母と別れて孤児院に。
けれどその時には既に心の傷はいっぱい付いていて、それでもそれが傷だとさえ認識できていないルルーシュ。
頭は良いけれど、心が止まってしまっている。
そしてある時、ロロナナ夫妻が(彼女達も前世の業をそれなりに引き受けている)事情により子供を一人引き取りにやって来ます。
どんな子にしようかと子供たちを見ていたら、一人ぽつんと本を読んでいるルルーシュを見つけて。
彼女達に記憶はないのですが、欠片が残っていたのかこの子だとピンと来てルルーシュを引き取ります。
そうしてやってきた家は、とても温かい場所。
ルルーシュの知らない優しい親、無償の愛情、気を張っていなくて良い空間。
彼らと過ごす内に段々自分のいた環境がどんなものなのか理解し、それだからこそ優しくされていると分かっているのに答えられない自分に嫌気がさします。
愛してもらっていると分かっているのに、いつまた殴られるんじゃないか、お前なんていなければ良かったと言われるんじゃないかと恐怖がルルーシュを蝕むのです。
それはルルーシュがロロナナ夫婦を好きだと思うからこそ、嫌われたくないという気持ちがそういう風に現れてしまっただけなのですが、基本の感情さえ上手く成長できていないルルーシュにはそんな事が分かるはずもなく。
ある日、パンクしてしまうのです。
ただでさえ傷だらけの体に増やされる傷。
ナナリーはそんなルルーシュを見て泣いて止めてと縋りますが、そうして彼を想って構えば構うほど、自体は悪化していく。
負のスパイラルなんです。
どうにかして息子(ルルーシュ)を救ってやりたいロロは、手当たり次第何か彼の為になる方法はないかと探します。
そうして見つけたのが、半寮制のフリースクール(これは私立の学校でも良い気がしたり)。
自宅通いも寮生活も選べる学校を、ある日見つけるんです。
そこがスザクの職場でもあります。
そうしてルルーシュが少しでも現代社会で生きやすくなってくれれば、と思って、彼の意見を聞いた上で、夫妻はルルーシュをフリースクールに入学させます。
最初のカウンセラー担当はユフ/ィでしたが、何しろルルーシュは母親がトラウマ。
女性の彼女に心を委ねるのは無理な話(ユフ/ィ自体は、多分前世的に気に入ってると思います)。
そんなルルーシュを見たユ/フィは直感からスザクが彼に合うと思い、担当を変わってもらいます。
そうして始まる、学校生活。
最初は決して弱みなんか見せない、ロロナナ夫婦には心配かけさせたくないが為に仮面を被るルルーシュ。
薄っすら過去が残っているスザクはムラムラしたり、ハラハラしたり(笑)
彼を否定する事だけは絶対しないと心の中で誓いつつ、ルルーシュを追いかける日々。
追いかけっこにかくれんぼ、最初はそれすらしなかった事を考えれば進歩です。
だからスザクは決してルルーシュを怒る事はせず、無意識で自分を見てほしい、自分を愛してほしいと訴える傷つき過ぎている彼の心を満足させようと頑張ります。
そして普段は皮肉屋で元気なルルーシュですが、母親の事を思い出す雨が酷い雷の日だけは別で。
いつもは夜見回りの先生が来てもばれない様布団の中で震えて泣いているのですが、人間を超えた能力のスザクにはそれは通じません。
「どうしたの?雷が怖いの?」
隠していた弱みを見られて、彼の中の殻が少しずつ壊れて行きます。
ちょっとずつ、悪戯をしたりと甘えを見せれるようになって。
段々、人らしくなった、のに。
夏の日、天気は快晴。
学校の行事で、植物園に向かいます。
そこで見た一面向日葵の景色に、ルルーシュとスザクは何か残像の様なものを感じました。
先に気付くのがルルーシュの方が王道なんでしょうけど、ここは敢えてスザクで。
何やかんやあって、スザクは改めてルルーシュを守ろうと思うのですが、ある日。
屋上へ、授業をさぼって逃げ込んだルルーシュを連れ戻しに来たスザクを笑うルルーシュ。
それはいつもと同じ光景でした。
何一つ、違う事はないはず、だった。
「っ!?」「ルルーシュっ」
屋上から更に階段を登った所にある給水タンクが置かれた学校で一番上の部分。
そこはルルーシュのお気に入りでした。
何回もそこに登った事はあり、二人とも、まさかルルーシュが階段のステップを踏み外すと思わなくて。
「ルルーシュ!」
後一歩の所で、彼を助けられなかったスザク。
頭からではないですが、体を床に打ちつけたルルーシュは気を失い、全身から血の気が引きます。
「ルルーシュ、ねぇ、ルルーシュ!」
半分パニックになりながらも、呼吸をしているのを確認すると慌てて保健室へ。
そしてルルーシュは病院に。
…と、ここまで考えて普通に暗過ぎるので飽きました(苦笑)
ちょっと痛い・暗い話はどれも似たり寄ったりになっちゃうんですよね。