スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

進歩か退化か計りかねるけど


いつでも、周りの人が幸せで居てほしいなと思っています。

そう思う様になったわけは、今では全く思い出せないのですけれど。
それでも半ば強制的に、でも嫌じゃない程度の軽さで何度も何度も思うという事は、必ず何かしらきっかけがあったはずで。
それなのに自分でも呆れてしまうぐらいすっきり忘れてしまっている根本に、何とまぁと思ってしまいました。

最初ぐらい、ちゃんと覚えていればいいのに。

でもだからこそ、『初心忘れるべからず』なんて言葉があるのかもしれません。
とある出来事から約6年間ほど、焼きそばを美味しいと全く感じられなくなってしまったのですが。
ここ最近、どうやらその出来事に対する最初の想いを忘れ始めたのか、食べられる、まあまあ美味しいと感じる程度に復活して。
人間って逞しいなぁと少しばかり、感心しました。
元々苦手な食べ物じゃなかったので、食べられる様になった自体とっても喜ばしい事なんですけれどね。
けれど、不思議。
食べられないはずなのに、不味いとも感じないなんて。
口に入れるだけでもう嫌だと感じたあれは、どこに行ったのだろう、と。
自分の残念な脳味噌でもそれぐらいの合理さを持ち合わせている事に、少々びっくりです。
確かに生きているんですね。

と、話が逸れましたが。
そんな感じで他人からすると病的に周りに幸せになって欲しい気持ちが今あるのですが。
これも、そうして何年もしていく内に擦り切れてなくなってしまうのかな、と思うと少し寂しくて。
どうやったら長続きするのかな、と地味に考えています。
考え過ぎても駄目でしょうし、考えなさ過ぎても忘れてしまうのでしょうし。
だからといって丁度良い脳加減なんて分からなくて、どうしたもんかと堂々巡り。
実に私らしい、そんな無駄な事を考えながら今日も生きています。


夏はやっぱり、どこかセンチメンタルな気持ちになりやすい何かがあるのかな。

『記憶は泡の様に弾けていく』

最終話後
スザ→ルル

****

ただ何となく。
不意に衝動に駆られて、欲しいと思う。
夏になったらこれ。
別に特別に好きなわけでもないけど、一度は飲まずにはいられない。
不思議な飲み物が一つ、僕にはある。
「…あ」
久しぶりに外出をしたその時、たまたま見つけてしまって僕は思わず立ち止まる。

『そーだ水』

色のない、ラムネよりも地味な瓶に詰まった素っ気ないそれ。
隣のコーラの方がよっぽど主張しているのに、普段の僕だったら迷わずそっちを買うんだけど。
頭の中にまで染み込んでくる様な蝉の大合唱に。
ここ数日続く、体温よりも高い気温に当てられてしまったのかもしれない。
兎に角ソーダ水が欲しくなって、気付けばおじさんに代金を払っていた。

甘いサイダーじゃ駄目なんだ。
茹だる様な暑さの昼間に甘くもないただの炭酸水、喉を痛めるだけのそれが良い。
何度飲んだって美味しいと思えないのに、それでも毎年毎年、今年も懲りずに買ってしまう。
「…やっぱり、美味しくない」
こうして飲んでみてやっぱり後悔するのに、だけど不思議と止められない。
記憶通りにソーダ水は不味い事に、むしろ感慨深ささえ感じるほどに。
僕は今年も、美味しくもない水を飲んだ。

誰もいない、かつて彼の部屋だった場所で。

ビールみたいな苦味はなく、サイダーみたいな後に残る甘さもない。
ただただ、水に炭酸が入っているだけ。
しゅわしゅわと、でも、それもどこか気の抜けた弱さはどうしたって美味しいと僕には思えない、けれど。
「君は、何でか好きだったよね」
久しぶりに引き出しから引っ張り出した彼の写真は、思ったより日に焼けていなくて綺麗なものだった。
あの日から数年間出しっ放しにしていたけど、意外と丈夫なものらしい。
「ルルーシュ」
写真を見て、ようやく思い出す君の形。
今や僕の脳味噌に残る君は、コップ越しに写真を見つめるぐらいに曖昧なものになってしまったらしい。
殆んど泡なんてない、こぽりこぽりと頼りないぐらいの量しかないのに。
それでも彼の写真は歪んで、ぼやけて見えて。

絶対に忘れない、忘れられるわけがない。

君と違って僕は薄情者じゃないから。
でも、実際はそうでもなかったらしくて。
そう感じた途端妙に寂しくなって、ほんの少しだけ泣いた。


来年の僕は、どれだけ君を覚え続けていられるだろう。





時間以上に、僕の脳味噌はとっても残酷だった。

まだゲームオーバーに早い

先日、学内で卒論発表会を行いまして。
私自身そこまで切羽詰まってはいなかったのですが、というか当日も友人の所に遊びに行ったり、発表会の後友人の家に集まってピザパーティーをしたぐらいだったのですが。
どうやら意外に疲れたらしくて(笑)
ここ数日、ナルコレプシーかと思うぐらい急に眠気がやってきたりします。
元々寝やすい性質なのですが、それでもこれは不味いなぁと思うぐらいで。
健康は大切、と改めて感じました。
まだ大学に居る間にうとうとするぐらいなら良いのですが、バイトの最中は本当に困ります。
前日にちゃんと睡眠自体はとっているだけに、むむむ。
何とか、生活サイクルを取り戻したいものです。
それとももしかして夏バテなんでしょうかね(>_<)
最近また暑さが戻ってきていますし、日焼け止めを塗っても効果があったのか疑問に思うぐらいに焼けるぐらいですから紫外線も強いでしょうし。
早く冬がやってくるのを祈るばかりです。
←prev next→
カレンダー
<< 2011年08月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
アーカイブ