スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

泣ける事は恵まれているのだと

途中でオチを忘れた話を書き散らし。
変な所で途切れています。


騎士皇帝
***



嘘吐きは良い死に方をしない。


呆れた様に、いつだったかミレイはそう言っていた。
だから、嘘は吐かない事、良い?
特にあんた、ナナちゃんを置いて死ねないでしょ。

「そうですね、会長」

死にきれない。
いや、そもそも自分はまだやりたい事が沢山あるのだ。
ナナリーの彼氏を、…すこぶる不本意ではあるが、あの子だって他人を愛し、いつかは誰かと結婚したいと思う日が来るだろう。
その時、自分がその男を見定めてやりたい。
本当にナナリーに釣り合うべき人間なのか。
そして、誰よりも幸せな結婚式を計画してやるのだ。

ありがとうございます、お兄様。

そうして笑ってもらえたなら。
それに、もう少しぐらいリヴァルと遊んでやっても良かった。
何だかんだ、あいつと居る時間は悪くなかった。
「嘘吐きは、良い死に方をしない、か」
「どうしたの、ルルーシュ」
珍しい、事もあるのだ。
ゼロレクイエムの為に皇帝と騎士という立場になってから、あいつは必要最低限の言葉しか話さない。
それがどういう意図なのか俺には分からないが、そもそも知る必要もないから放っている。
「いや、昔ミレイが言っていた事を思い出しただけだ」
「うん?」

本当に、珍しい。

当たり前の様に俺の隣に腰掛け、話の続きを促すなど。
しかもそれは当たり障りのない世間話の様なものなのに。
「別に栓ない話だ」
「どういう話」
「端的に言えば、嘘吐きは碌な死に方をしないと言う事だ」
ひゅ、とスザクが息を飲む。
馬鹿め、だから前もってクッションを入れてやったのに。

馬鹿、本当に馬鹿。

「たまにはミレイも、本当の事を言うものだな」
「…」
せめてそうだな、とか嘲ればいいものを。
こういう変に素直な所は昔から変わらなくて、愛おしい。
「そうだろう、スザク」
「!」
潤む瞳に映る俺は、笑っているだろうか。

いつも通りの、傲慢な笑みを浮かべていれたらいいのだが。

「お前も思わないか」
「な、にを」
「嘘吐きは、どうしようもない死に方しないと」
顔を近づけて、大きな翠の瞳を覗く。
ゆらゆらと揺れる不思議な色は、森の色の様でもあり、沼の色の様にも見えた。

どんな色をしていても、俺を惹きつけて止まない。

他人で愛したのは、お前だけだ。
それすらきちんと伝えず、はぐらかし続けた俺は、本当に碌でもない人間なのだろう。
「る、ルルーシュ」
「何だ。あぁ、分かっている。別に最初から、否定してほしいわけじゃないんだ」
「ちが、そうじゃなくて…っ」
どうして、スザクは苦しそうな表情をするのか分からない。
お前にとって俺は憎悪と殺意の対象でしかないだろう。
「何が言いたい。俺はお前じゃないから、分かりかねる」
「そうじゃない、んだ」
そう言ってスザクは俺の手に自分の手を重ねた。
同じ男の手だというのに、スザクの手は俺よりも大きく、皮膚も固い。
「スザク?」
「違うんだ、違うよ。ルルーシュ」
「だから、どういう事だ」
スザクが意味のわからない事を言うのは今に始まった事じゃない。
だから彼が足りない脳味噌で言葉を纏めるのを待ってやっているのだが、スザクはただただ違うと言うばかりで。

数列に混ぜ込むいろべよう

悪い言葉をあんまり並べ立てるものではないと分かっていたのに、最近の日記は何だか暗くてすみません(汗)
お詫びがわりに、自動車学校の空き時間(勉強室が一杯で勉強が出来なかった)にネタ帳に書きためたサイバーパンクなスザルル(シュナルル)ネタを書き散らしておきます。

以前にここで書いたかも?…な気がしてならないのですが、どこがどう繋がってたのか忘れてしまったので、新しいものと思ってやってください(苦笑)

さて、いつもの注意書きです。

ルルーシュがいっぱいいます
・メインはスザルルですが、シュナルルの部分もあります
・シュナイゼル殿下、ちょっと怖いです
・攻殻機動隊、大好きです
・途中から始まり、途中で終わります
・ゼロがいます(ゼロルルではありません)

以上、読まれて納得された方は続きを読むからどうぞ。


スザ→ルルっぽいですが、ちゃんとスザ→←←ルルです。
more..!

黒猫君と真っ赤な記憶

性格についてうだうだ考察する時間があるなら黙って小説書け、というのはごもっとも(笑)
なのでまたまた黒猫君を投下。


今回も勿論、以下の注意を読んで大丈夫だと判断してからお読みください。

途中で終わっています。
精神的ショックを感じるような場面があります。
人によってはトラウマになるかもしれません。
暴力・暴言について描写があります。
ルルーシュの母について少し描写があります。
現在、精神的余裕はありますか?


何でも大丈夫!な方だけ続きを読むからどうぞ。


more..!

黒猫君と夏の気配

黒猫君が思ったよりも好評みたいで、ほっとしています。
コメントを頂けて、書いて良かったと思えました。
厨二病とか以前の歪みというか、ズレを描く事は本当に怖い事です(苦笑)
あ、一つ前のルルーシュに世界なんて…って事を言わせてしまいましたが、私は世界が好きですよ(笑)
どうしようもなく冷たくて、でも時々優しいからきっといつまでも嫌いになる事は来ないと思います。
黒猫ルルーシュにも、早く気付いてほしいものですね。

という事で、第三段。
会って初めての夏。

今回も勿論、注意書きがあります。
直接表現はありませんが、暴力を思わせる表現があります。
精神的描写があります。
人によってはトラウマを思い出させる場面があるかもしれません。
中途半端です

現在、精神的余裕はありますか?

以上の注意を読んで納得した方は、続きからどうぞ。

(追記)
付け足しました。
more..!

黒猫君に触れるまで

二日続けてのツーリングは、運動不足の体には少々厳し過ぎた様です。
痛い、というほどではないのですが違和感が…。
ま、それはおいておいて。
黒猫君シリーズ第二弾です。

会ってから数週間、ぐらい。
ルルーシュはまだまだスザクに懐いていません。

今回も、以下の注意を読んで大丈夫だと判断してからお読みくださいね。

突然始まり、突然終わります(つまり中途半端多数)。
精神的な描写があります。
人によってはトラウマな事が描写されているかもしれません。
ユフィがスザクの同僚ですが、スザユフィ要素はありません(作者はあくまでお互い同僚認識としてしか書いていません)。
現在、精神的余裕はありますか?


何でもバッチこい!な方だけ続きを読むからどうぞ。
more..!
←prev next
カレンダー
<< 2024年05月 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アーカイブ