何で私はことヤローに関しては変な奴を引き当てることが多いのか!!!!!!!




いや。…いや。うん。野郎だけじゃないですわ。うん。女性もいらっしゃった。うん。
えーと…。つまり何がいいたいかと言いますとね…? ちょっと最近、妙なお客さんが店に居つくようになりまして。ほんと。最近。この一か月。
一人は男性のご老人。何か知らんけど通りかかってしばらくじ――――――――ッと中を見てくる。なのに声をかけようと近づくとそのままさっさと帰ってしまう。でも近づかないとずーーーーーッと見てくる。いや。気になるなら中に入ってきてください。気が済んだら五分ちょっとぐらいでいなくなりますが。うーん。寒くないのかな。
二人目は女性の方。ある日ふらっと立ち寄ったなと思ったら話すだけ話して何も買わずに退店。いやそれはいいんですけど、その後事あるごとに来店されては何も買わずに帰る。そのたびに「先日お話ししたと思うんですけどォー。」って話をされる。うん。ごめん実は覚えてないんだよねその話題、とも言いづらい。
そんで最後。男性の、まぁまぁ高齢、…壮年?が、正しいのかこの場合。が。これまた話すだけ話して帰るんだけどーー。距離がちけぇ。ヤメロ近づくなとも言い難い。握手した手を握らんでください。そんで自分の胸元に近づけんでください。そもそもなぜ握手を求めるのか。


一人目男性老人のお客様はほぼ無害だからいいんですけど問題は一番下。これどう対応したらいいんだ。


塩撒いて神様にお祈りしたらどうにかならんかな…。ならんか。むりか。実体あるもんな。足元とか透けてないもんな。ちゃんと二足歩行してたし。
というか。婚活の時も思ったんですけど私はなぜにそういうちょっとアレな男を引っ掛ける確率が高いのか。まじでWhy。なにか。オーラかフェロモンか誘発剤でも垂れ流してんのか。
殆どのお客様は紳士淑女の皆様で、お話も素敵なお話が多いんですが。いやぁとくに印象に残った男性客は若い子で。「あのその、…女の子に、あげるんですけど…。」って、もじもじしながら訪ねに来てくれた人なんかもうなんか。なんかもう。その後がめっちゃ気になる。
後は女性の方で「あ、わ、ああああ、何を買うべきか…ッ!!」って必死になって悩んで幾つか買われた人。最後まで悩んでたりしたのもスゲーほっこりした。
あとはー、スパイスがいかに面白いかを語り合ったお客様もいらっしゃって。うん。あれも楽しかったなぁ。

というわけでそういう方々例に挙げたお三方はちょっと質が違いすぎるので一緒にしちゃいけません。というかそんな鮮烈な印象を残して帰る人が少ない。そりゃそうだ。絶対数が少ないはずだもん。なのにその少ない絶対数の中からレアケースが三件も出てくるのは何でなのか。やっぱりなんか誘発剤垂れ流してんでしょうか。

いやマジで最後のアレな男性客を如何してくれよう。下手な対応とれんぞ。相手は客だし。まだ何も買ってないけど。
ちなみにずいぶん前に連打訪問してくれた男性客:勢いに押されてどうしようもなかった人:はその後の来店がなく、おそらく最終の来店で何か地雷を踏んだのかもしれませんです。うーん。接客って難しい。





店頭にいる以上はそのお客さんから逃れるすべはないんだよなぁ。接客スキルでどうにかせねばならんのだけど。おおむね一番最後の客が一番問題なんだが。さてはて如何対処すべきかなー…。