森羅万象

翌日を移動日にして、この日はイベントの最終チェック。



結構ひやひやしてましたが、ほぼ予定通りに商品を作り終わりました。これで出店から帰ってきても店とか出店を動かせるだけの商品点数が揃った。ああよかった。
なんで帰ってきた週はひとまず量が少なくなってる物を作るだけでいいっていう。ああよかった。本当に良かった…。

一人でいるとどうにも、欠品を起こすことが怖くて怖くてしょうがない。

まーバックアップできないし。いろいろ厄介な乱入依頼商品があったりするし。予定に常に余裕を持たせたい。
でも商品によっては「まぁこれは欠品起こしたところで何も痛くない。」ってやつもあったりします。そういうのはむしろ放置放置。なくなったらむしろいいんじゃない。っていう。
…そう。お茶類な！！！　あれはもう常設するのも面倒になってきた。最近。特に。だぁって売れないんだもん。
おいしいし、ちょっとしたこだわりだから商品自体は続けたいけど、規模は縮小しようと思ってます。今なんだかんだで１０種類あるもんなー…。

仕事を始める前の自分に言ってやりたい。手広くやっても疲れるだけだぞ。

死蔵在庫になってる奴もあるぐらいだもんなァ。どうしたもんかと悩み中です。
今のところ何も解決策がない。ウーム。使う予定がない在庫を持ってしまった。だいしっぱい。
腐るもんじゃない奴もあるのでそれはいいとして、腐りはしないけど賞味期限があるやつはもうどうしようもない。うーん！！　この！！　これ！！


まぁその辺全部、８月で一回一掃するか。捨てはしないけど。ちゃんとリメイクするけど。とっとと使い切れる商品に直してリメイクすっぞ。

この日。月末水曜日ってのはイベントが二か所被ってる。


月末月初の特定平日は割とイベントが多い。毎月一日にやるイベント、毎月十日にやるイベント…。
そんな中で自分は二か所ほどウロウロウロウロしてる。
今行ってるイベントはちょっと出展料が安い。売り上げもそこまでいかない。というか、居ついてるイベントの中では最低額タイ。最低額タイの相方は京都某所のイベント。あそこは偶然が重ならない限り絶対に行かない。
で、今回行かなかったイベントは売り上げは平均（自分にとって）なものの、出展料はやや高め。だから利益率考えると…いやもうそんなこと言ったら何もかも手放す羽目になるから途中からあんまり考えないんだけど。
まぁそういうわけだから、どっちもどっちで難がある。


しかし今回ばっかりは売り上げが小さくたって、今出てるイベントに出てよかったなァ。


「うわ、外すごいぞ。」
「ああ…雨が横殴り…。」
「ここ、室内で良かったねぇ。」
「そうっすね…。や、もうほんと、いろんな心配しなくていいから…！！」
「ねーーー！」


横殴りの雨！！　響く雷！　うわぁぁよかった自分先に搬入済ませておいて。
降ったタイミングを考えるに、出なかったもう一方の搬入時間に合致してて、しかもちょうど荷物をばらし始めたところだろうから商品というか全部もグッズが水濡れの危機。チラシが濡れたら大損害。
商品だって成分表示は手作りだから耐水性なんてないし。今回何も構えてなかったから防御用の蓋もない。
しいて言うならあの横殴りの雨ならどんな防御があっても何も意味がない可能性があった。

たぶんあれ。そのあといくら売れたと言ってもテンションはガタ下がりだっただろう。
最悪売る商品が全滅してたら稼ぐどころじゃない。野外イベントでの天敵、雨…。主催の判断も中止がなかったから開催してただろうし。
身震いしてその日の営業しましたよね。ああよかった。今回ばかりはツキがあった。
売り上げがたとえ少なくとも、損害が一切出てないならもうそれでいいんよ…。ああ怖かった。



まぁ売上はさんさんたるもので、正直居付くのやめようかな…、ってレベル。ああこわいこわい。

いつものパークに遊びに行こう！のチケット。今年から抽選式になったんで応募するにも精神的に余裕がある。いいことだ。


毎回争奪戦でかじりついてたもんなー…。きっちり引いてあるネット回線に助けられたから毎度何とか確保できてたけど。さすがに前々回あたりから限界を感じてたんで今回の改修はめっちゃありがたかった。
すでに７月８月は予定通り申し込んで処理済み。残るは９月１０月になりまして。
いつもなら別件の人に回すんですが今年どころか去年から別件の人は不在。
そんなわけで９月１０月分は違う人で誘ってみた。結果はもう少し後の話になるけど。
後は別件で関東でやってるでかいイベントの連名申し込みのお誘いを焼く２名２店にかけたんですけどどっちもフられた。悲しみ。
…うーん…。これもう単独で申し込みするしかないなァ…。赤字…。赤字が見えてきた…。悲しみ。つらみ。はらみ。

いや高いんだよそのイベント…。売り上げが見込めるっつったって、その値段…。ぎりぎりじゃないか。

多分損益分岐点ジャストで着地するんじゃなかろうか。人、人が多くたってなァ…。
しかしながらイベント自体はめっちゃ興味ある。とても興味がある。クゥ！　楽しそうなイベントなんだ！
でもイベント見たいだけなら普通に客として遊びに行く。参加して遊びに行くなんてナンセンスだチケット代のほうが安い。
参加するなら本気でやるけど…、これなぁ。いけるんだろうか。２出店分用意しろってことだろ？
うーーん…。いやまぁ、やるなら本気でやるけどさァ。うーん…。机もう一つ借りてこよう。あれ参加料金高いけど充実の補助とブースサイズもらえるんだ。３ｍ３ｍなんて久しぶりだなァ。手持ちの机１枚じゃ埋められる気がしないぜ！！！
いやいっそ借りるんじゃなくて買うか？？　あると便利だもんな？　しかし店の肥やしになりそうな嫌な気配が…。うむむ…。


ともあれ締め切りのあることだ。さっさと判断しないと…。

今ちょうど価格改定のネタで悩んでおります。



前からずっと「おめーの菓子は価格設定間違ってる。安すぎる！」って言われてたので地味に値上げしてたんです。
アハ体験レベル。１０円刻みぐらい。サイレント値上げだ。そりゃぁそうだろう。三カ月に一回のペースで上がってるぞ。回数が多すぎるから毎回通知してたら「またか！！」って言われちゃう。
で、今回、関東出店があるんでそこは思い切ってぶっちぎりに値上げをしようと思ってます。
愛知より東＆北上する場合の値段帯。関東関西で明確に分けようかと。プラスマイナス１００円ぐらい違う値段帯を現在構想中…。
通販価格は関西価格で固定。これをすると関東とか北の民が買いやすいかなー…って。

そして悩む自分のお菓子の価値。

これはもう原価率ではない。その1個がどれぐらいのイメージで迎え入れてもらえるか否か！！　そこだ！
ちなみにこの議論の発端は例の話の合わない支援拠点のにーちゃんなんですが、拠点のにーちゃんは値段上げたらの一言で先を放置気味だったのであてにならない。
同業者は言った言葉の責任が持ちづらいのでやっぱり上げたら以上の言葉は言えない。
同居人も同じような感じで、でも結局感覚が買う人派なので「安いほうが嬉しい。」しかない。

どうしようかと思っていくつき。友達との会話中にふと似たようなことを話し始めた。今何がいくらだっけ。

「…聞いてもいいだろうか！！　価格改定についてなんだが！」
「ん、ん？？それ私が聞いていいやつ！？」
「作る側の思惑じゃなくて買う人の限界値を知りたいんだよォ！！」
「なるほどばっちこい。」


と、いう訳であーでもないこーでもないと話し合った結果、ひとまずの手打ちラインを見定めました。いやぁ。長かったァ。
これでプライスカードを作れる…。やや、疲れたなァ。
何せ点数が多いので困っていたのですわ。まー、いくつかは


まぁ別にプライスカードなんざ、最悪黒い紙に白ペンで書けばそれっぽいのができるから、当日に大慌てで変更とかでもいいんですけどね！！

最近京都に行くのにナビを使わなくなった。



だいたい把握できてきて、多少道を間違えようが、多少予定のないルートだろうが対応できるようになってきた。
経験値が付くってこういうこと。たぶん。
今主に使ってるのはひたすらまっすぐルートっす。下手にわきにそれるよりいっそまっすぐ行った方が早い理論。
京都は両側の山部分い色んな観光名所が揃ってるから案外その周辺が混んでる気がする。
多少時間誤差があっても走っててあんまりストップがないほうがストレスかからない。先達の言ってたことは正しい。

…売り上げはイマイチだけど、出展料他は取り返せてるからまぁいいか。

そのほか。えっと、２４日の日記の末尾に書いてたこと。キャリー君が壊れた。
…ちょっと前に他の日記でも書いた気がする。えー、丸２年ほど使ってますが、手持ちの運搬大型キャリー君の後部車輪が壊れた。
具体的に言うとゴム部分が全部剥げて本体のプラスチックが出てきた。弱すぎないかお前。
まぁ毎週末使って毎回それなりの距離を運搬してたからな…。しょうがないか。初期のころは無茶な運び方も多かったし。
ちょうど１０日ぐらい前に問い合わせもしてたんですけど返事がない。もう相手にするのもめんどくさいので放置して、昨日のイベント先にいる親しくしてるガチ大工さんに聞いてみたら「ああ、これぐらいなら工具が揃ってれば直せるけど。」とのこと。


「マジすか。このタイヤ、ねじ式じゃないからこっちにはもうお手上げで…。」
「あー、そやね。この作りは知識がないと分解とか修理は難しいかなー。」
「で、これ８０００円で買ったので、修理代金が４０００を超えるようなら諦めて新しいの買う方がいいんです。
それぐらいで治ります…？」
「うん、大丈夫だと思うよー。ちょっと預かるね。このイベント次は休みだから、引き渡しは９月になるかもだけど。」
「あ、私この後も出店が、」
「じゃぁその間、僕のキャリーを渡しておこうね。僕は使わないから。」
「ありがとうございますーーー！！！」


という訳で今家には見慣れないキャリーがある。正直個のキャリー使いづらいよおじさん。
重要と幅のわりに、いつも使ってる自分のキャリーよりも浅く一回り小さい容量なのだ…。これしんどいな。
いつも通りにしようと思ったらあんまり足場が安定しなくてぐらつくし…。往復回数増えちまった。

そしてトドメが個のキャリーを使って車から自宅に持ち込むために積み込んだらバランス崩してぶちまけるっていう。虚無だった。深夜帰宅してへとへとになったうえに、ささやかなミスで倒壊する荷物。虚無。
しばらく動けんかったもんなー…。恨みははるかかなた。キャリーを貸してくれた兄ちゃんの元へ。逆恨み！



早く帰ってこい愛しのキャリー。君じゃなきゃダメなんだ…。