地元の商工会へーーー。



ぶっちゃけ商工会にはあんまりいいイメージがない。元は確か小中の頃に始まったんですけど、当時出入りしてた某所のビルに商工会が入ってたんですよね。で、出入りしてた階を基本はちょろちょろしてたんですけど、あの当時の自分は好奇心が旺盛すぎてすぐ飽きて色んな階にちょろちょろしだしてたんですよね。
…そんでその商工会がある階がね…。なんか暗くて地味ってしてるような…。人間がいるくせに静かすぎるような、お化け出そうだ、とか。そういう妙な場所だって覚えちゃったんですよねー…。

大きくなってお店を開く前に、商工会にちょっと顔を出してみたときは、…これはこっちが100悪いんですけど、要するに商工会の役割をよくわからんままに顔を出したので「あ?? 冷やかしなら帰れや。うちの大事な会員の情報なんざテメーには必要なかろうよ。」的な対応をされたんですよね。キレッキレの塩味。
そんなので避けて通ってたんですけど、今申請してる補助金云々をやるためにはどうしても商工会で発行される書類が必要なんです。

前に一回使ったことがあるので申請方法は大体わかってるんですが、これなぁーー!!

前に使った時も商工会が「あ、ごめんめんどくさくなっちゃった! あと自分でやってね!」みたいにほっぽり出されたこともありましてね!! この申請クッソめんどくさいんだ!!
いやもうそれどうしたらいいんだよ…。ってなったことも複数回。本当にしんどかった。あんまり思い出したくない。
自分の店の所在地の商工会はリアルに損害を与えられてしまったので、今回は自分が住んでる地域の商工会に出向くことにしました。
でもこれ割と不自然な動きなので。いざ商工会に行ってみたら聞かれるんですよね。「なぜこちらの商工会に・・・?」と。ええ。はい。不審な動きしててすみませんねェ。



「…と。いうことが。××商工会とのやり取りで。ありまして。さすがに二度同じ思いをするのはヤダなと。」
「あ〜〜〜〜〜…。」

でっけぇため息つかれた。

「…いや、うん。はい。かしこまりました。承ります。いや、そっか…。あそこかァ…。」
「…なんか、あるんですか。」
「一応弁解しますね。商工会と商工会議所は別組織です。」
「はぁ、」
「うちは商工”会議所”なので。人員の変動はないです。慣れた人が多いので。」
「…ほう?」
「××商工会はいわくつきなんですよ…。中の人員は年度ごとに持ち回りらしいんですが…。クレームがすごくって…。付き合ってられないって抜けて、別の場所を頼る人が多いんです。」
「えええええ…?」
「うちにももう何人も来てて…。まぁ、他の地域にも割り振らせてもらってますが、いや、ええと、まぁ。そういうことなんです。補助金ですね。では申請のお手伝いをさせていただきます。」
「…はーい…。」


なんだその、なんか、トラップみたいな。