…ついに決心がついたぜ。続きを書く決心がな!
ってことで。まずは人物設定ー。主要メンバーだけだけど。
んーと…。短編集かな。形式的には。
畳んでますんで、気になる人は続きからどーぞ。
部屋について。
アパートの全室はなんかしらんが、ちょこちょこ現実世界に手を出してくる謎の部屋。
部屋の性格は各種バラバラ。
怒りっぽい性格もいたり。ツンデレっぽい性格もいたりする。
へそを曲げられると鍵がなくなる。出かけるときにやられると軽くパニックに。
気分が良かったり懐かれたりすると、色々得。
出かけるとき靴出してくれてたりー、知らん間にお茶が入ってたり。流石に料理まではしてくんない。
部屋によっては朝は強制的にカーテンが開いたりする。止めて寝かせて。
部屋によっては掃除をサボると雑巾と箒が頭に落ちてくる。絶対痛い落ち方してくる。
206号室
青褐 結久(あおかち むく)
一応本編主人公。女性。
職業はタイプライター。本社から送られてくる資料をひたすらデータ化するお仕事。
たまーに、雑誌のコラムを書いたり、たまーに、文庫大賞とかに応募したりしてる。夢は小説家。
基本がめんどくさがり。めんどくさがってご飯食べない日もあったりする。
でも食べる時は自炊派。片付けるまでがご飯です。
めんどくさがりだけど、部屋の掃除はマメにやる。汚いのは嫌い。
なぜか入居当初から部屋に懐かれる。
え、あれ? 何で靴が…。あっ! シャツにアイロンかかってる! なんて便利な部屋!
嬉しくなって掃除は手間暇かけたりもする。めんどくさがりなりに。ますます懐いた。
夜になれば自然と電気がつくし、見たいテレビを呟いてたらその時間帯にテレビが点く。気配り屋さん。
おかげでアパートから抜けらんない。色々あるけどやっぱり抜けらんない。
正直三度のご飯よりも寝ることのほうが重要。昼寝最高。
たまにアパートの人に押し掛けられて、食事を世話する羽目に。お前ら食費出せ。
106号室
弁柄 一爽(べんがら いっさ)
勤労大学生。男性。バイト先は引っ越し業者。
家賃の安さに飛びついたが、当初は部屋と超仲悪かった。靴隠されたり。入れた茶を飲まれたり。
オイテメー俺の何が不満だコラァ! 三行で説明しろ三行で!!
とか言ったら。翌日布団が畳まれて、洗濯物がででんとつまれてた。洗濯掃除をマメにしないのが不満らしい。
以来、万年床だけは卒業。しかし洗濯は溜めこむ。だって忙しい。
今もたまに部屋にへそを曲げられて、朝一に顔面に洗濯物がストライク。そこから喧嘩に勃発。ただし一方的。
爽やかになってほしいなーって両親の期待を見事に裏切る凶悪面。泣く子? もっと泣きだすけど何か。
成績はマァマァ。先生からの評価は「見た目で損する人生乙。」聞いてへこむ。意外とナイーブ。
203号室
深支子 澄乃(こいくちなし きよの)
バリバリキャリアウーマン。ぴしっと着つけたスーツとばっちりメイクにつやつやポニーテールがチャームポイント。
ただし出勤時。部屋になると割にルーズ。起きるのは昼過ぎ。髪の毛は括りません。メガネっ子。
あら。アタシに何か用事かしら? え? 年? オンナは年を取らないのよ?
踏んではいけない地雷がある。知らずに誰かが大爆発させた日なんかは、他アパートの面々のうちだれかがストレス発散に付き合わされる。れっつごーゲーセン。やろうぜ音ゲー。
部屋もピッチリ片付いてる。アタシ片付かないの嫌なの。だから一爽君の部屋はいるのヤダ。本人はいいけど。
部屋はおとなしい方。ああ疲れたわー、とか言いながら帰ると風呂にお湯が張ってる。暖房がついてる。イイ子ね。とかナチュラルに話しかけられると断然張り切る。