何とか一日乗り切った…。
昨日は試作の嵐でしたねぇ。夜はお客さんがいたんですけど昼がマァその、居なくて。
今日って営業日だったよね？えっ、実は休店日扱いだった…？みたいな空気が流れてました。そりゃそうだ。
いやぁ、嫌な予感はしてたんですよね…。昨日。予約台帳真っ白だったし。
それでも夜の予約は入ってて、でもそれもちょっと遅い目の時間だったからなぁ…。結局暇な時間は結構多かったっていう。
もうどうしようかなぁと思ったあげくに試作。いいことだとは思うんですけど。それでも周辺の空気とか見てるとなんとなくいたたまれなかった…。ちなみに迷走してる。
今日は午後が貸し切り宴会なのでまだ仕事がある方。明日もまぁまぁある方だし…。退屈はしなくて済みそうだ。土日は婚礼でどちらも人数が多いから絶対いろいろ引っ張られるし。
暇だとありとあらゆる意味で不安になるからなー。ある程度の忙しさはあると嬉しい。
あとそう！
昨日は夜のお客様用に子羊肉の塩釜焼き？っていうんですかね。そういうのを料理側が作ってまして。ちょっと物珍しくて窯をちらりと覗いたんですよ。
もっと武骨な形をイメージしてたらなんか見たらこう、ほんのりとした長方形でところどころに草が刺さってるっていうか生えてる。…食い物か？とか思った。ごめん。
香草だとは思うんですが草が刺さってるって。刺さってるって…！ いっそ古墳時代の石棺とかそんなんだぞそれ。ある意味表現としてはあってるとは思うんだけど。肉の墓。
で。一人でテンション上げながらネタだぁと思いつつ窯の窓越しに写真撮ろうと思ったら販社で綺麗に撮れず。おろおろしてるのをばっちり製作者に目撃され。
「…仕上げしたら見せてやるからとりあえず落ち着け！」
「えっ。いいんですかいつもパパッと出しちゃいますよね？」
「写真撮る位なら大丈夫だから！ っていうかそれ写真にとるようなもんか！？」
「なんかテンション上がりません？！」
「上がらねぇよ日常風景だよ！」
その後、きれいに飾りつけした石棺（仮）も写真撮って、それを崩した状態まで写真に撮らせてくれた…。ごめん、塩釜っていうか、あの形状と草が刺さってる部分で何となく突っ込みどころを感じたから写真撮ってただけなんだァ…、とはもはや言い出せないのでありがたく写真撮りました。南無。
ちなみにお客さんの反応は薄かったらしい。「あー、ハイ。」みたいな。お前の方が素直な反応だなぁとかニヤニヤしながら言われた。解せる。
