うちの家族の一人の小さな夢は。本で圧死だそうで。
まぁまだそこまで溜ってませんけど。多分これ寝床が無くなるからやってないだけだと思うんですけど。
けっこぉ、あります。量が。
トクメーがはめたシリーズもあればずっと買い続けてるシリーズもあるし、いつの間にかはまり込んでる作品もあり。
困るのは趣味が結構似てるから。読みたいんですよ彼の蔵書。
学生のころはぱかぱか読んでたんですけどねぇ。
社会人になってみると。中々、読むだけでも気力が居るんです。本。
ストレス解消にすごくなるんですけど。
トクメーの悪い癖ってーか。気になったら一気に読むんですよ徹夜しても。
そうすると、翌日の仕事に差し支えるので。自重自重…。
気になって眠れないって、マジであります。
あー! でも、本読みたい!
ネットで小説漁ってるのはひとえにすぐに読めてすぐに止めれるからですよええ。
文章。文章が恋しい…。
っていうかトクメーも書きたい。今書いてるけど。
こういうのもいいんですけどー、ちゃんと長編が書きたい。すごく書きたい。
でも書きだすとイイところになるまで止めらんないので時間がある時だけ。自重…。
…大人って自重しなきゃいけない生き物なんですねぇめんどくさい。おおっとうっかり本音が。
さてはて。そのうっかり自重しなきゃいけない生き物、大人ですが。
「貴方って今年成人式?」
「…、奥さん。俺の成人式は、入社一年目で終わりましたよ。」
「あらそう?」
年を考えるとまだまだ若手なんですけどねー。
まぁこの店では上位ですが。不本意ながら。
「じゃぁもうそろそろ色々考えないとねぇ。」
「何をですか?」
「イイ人、いないの?」
キタコレ。
「貴方ねー、そろそろ貰ってもおかしくない時期よ?」
「マァソウデスケド。」
「貴方、きっちりしてるから、ゆるい人と結婚したらいいわ。」
「ソウデスカ。」
「パイロットなんかどう?」
「…えぇー…。」
「看守さんは?」
「…なんでそこで看守?」
「きっちりしてそうじゃない。」
「奥さんさっきゆるい人って言ってませんでしたっけ…?」
「あらそう?」
「言ってましたよ…。」
「ちゃんと探しに行かなきゃだめよ。子供産まなきゃ。」
「…俺、このままずるずる独身っぽいんですけど…。」
「まぁ俺俺言ってるうちはダメね。」
「…そーっすね…。」
「でもそんなのでもいいって物好きもいるわ。」
「…そぉっすねぇ…。」
「で。貴方成人式いつ?」
こんなくだらない日常(振り出しに戻る。)(いつもこうではないけど。)
「…。」
「…先輩?」
「俺ちょっと外周一周してくる…。」
「え?! 何でいきなり?!」
「ちょっと色々叫びたくなってうん。でも叫ぶと迷惑だから走ってくる。」
「それもどうかって…、ちょっとセンパーイ!!」