昨日は前回うっかり忘れてドタキャンしてしまった歯医者だったんですが。

「おかえりー。歯医者どうだった?」
「痛かった…。」
「なぜに?」

あんた治療しに行ったんでしょ?

「いや、その、……先生がさァ…。仮蓋をとって本式に変えてくれたんだけど…。麻酔無しで。」
「んん?」
「ぱりっと取ってびゃっと水かけて、ひゅーって風吹きつけて。消毒をぐいぐいやって、仕上げに蓋をべちんとはめて、『はい。これ噛んでくださいねー。ぐっと噛んでー。』って、脱脂綿入れて下顎掴んで口閉じさせて…。」


を。麻酔無しで。


「…それは…。」
「私あんまり歯医者で痛いとか言わないんだけど…。二分たったら看護婦さんが様子見してくれて。脱脂綿とってから深く『いたい…。』って言ったよね。」


すげー歯医者が嫌いになる子供の気持ちがわかった。いや、うん。前にちらりと幼少期の歯医者について書いたけど、あの歯医者いい歯医者だわ。少なくともあそこまでぜってー痛いぞこれ!って予想はさせなかったし配慮はされてた。うーん。小児歯科…。大人の方は現実と理性を試される気がする。



とりあえずスッキリはした。しばらく神経が過敏になってるから痛みが走るらしいんだけど、しばらくの辛抱だからと言われる。やっぱり忍耐なのね…。なんか納得…。