今日も眠い…。寝坊した…。



やっぱつかれてんすかねー…。疲れてるんだろーなー…。試験後から結構ぶっ続けだし…。一回息抜きしたほうがいいんでしょうけど、息抜きできるような時間に心当たりはねーなー…。13も休みっちゃー休みだけど出かける予定があり。それはそれで楽しみにしてるしいいんだけど。
待ちに待って2・16とか。
だったんですけど。


「悪い。あっちの店のパティシエ、飛んでん。」
「…は?!」
「飛んだ。金曜日から出社してないし連絡もつかへんし家にもいーひん。」
「どっちが!? 下!?」
「んや。お前の代わりに入ったほう。」
「二店舗目四年目入社半年未満!!! よりにもよって残ってるのが下!!」
「なー…。どうしよー…。」
「えー…。残ってるあの子じゃ店支えられませんよ…。自力で仕事を組めないのに…。」
「みんな思ってる。でも今のシフトを大きく変えるわけにもいかへんから、今月は無理やり持たせるつもりらしい。」
「ら、…来月は…。」
「今から話し合いやなー…。なんで飛んだんやろうなぁ。怒鳴る上司はおらへんし、料理の仕事は回ってこーへんし、どんな仕事しても誰も何も文句も言わへんかったはずやぞ、あそこ。お前が散々文句言ったから。」
「サーセン。つーか、二店舗目でも飛ぶときは飛ぶんですね…。」
「ホテルに居たらいい年のオッサンでも普通に飛ぶで。」
「まーじかー。」


トクメーってば、後輩が飛ぶのは何度か見てたものの、全員一年目一年以内。最速三か月。最長八カ月?だったかな、あの子…。その子が来なくなったときはよく覚えてるんですけどね。その後の騒動もよく覚えてる。普通に辞めるパターンと、唐突に高跳びされるパターンだと、その後の影響がまるで違うんですよね…。せめてちゃんと一言言ってからやめてほしい。



流石に開業間近のトクメーをもうどうのこうのするのは無理なので、新規でパティシエを探して、…それも二店舗目以上の自力で仕事を作り出せる能力を持ったやつ。で、雇い入れるか、もしくはパティシエの仕事自体を消してしまう以外に方法がナイ。
うわ。これ危なかったんじゃねーの。去年のあの段階から開業に向けてシフトしてなかったらマジで退社できるかどうか危なかったんじゃねーの?! 飛んだ子が入社したときはまだ考えてなかったもんな、開業。移動して落ち着いてから一気に作業開始して、そのあと物件見つかったから一気に話が動いたわけだし。あ、アブねぇええええ…。いやあの子が雇われた原因も、トクメーが今の店に移籍するからだったんだけど。


人生って何が起こるか分からん。