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四畳半王国見聞録

下鴨幽水荘に住む愉快な住人たち。
一階に住む自称・四畳半王国の国王、二階に住む無精髭を生やした四畳半の主・大学生。
師匠・樋口。ぬらりひょん的大学生と、黒髪の乙女。

“京都にて無益な日々の営みに血道を上げる学生達が奉じる神・阿呆神”に、虫歯が染みなくなるように頼むかと師匠に聞かれ、一階に住む四畳半王国の国王に樋口さんは電話をかけた。

詭弁論部の芽野史郎、鈴木君、芹名君、マンドリン辻説法という芸を持つ丹波、三浦さん、楓さんと楓さんの彼氏・柊君、懐かしい面々が何やらいつも通り、くだらない事でガヤガヤと騒ぎたて、自堕落な大学生活を送る話。
四畳半神話大系の続編。

『四畳半王国見聞録』
著者 森見登美彦
発行者 株式会社新潮社
ISBN 978-4-10-464503-9

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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森見登美彦の京都ぐるぐる案内

前書きにあるとおり、“あの名場面を自分の足で歩いて”みたかの様な気になれる、カラー印刷のかなり薄い本です。

小説の該当箇所を一文載せており、森見先生自身も写真で出演しているので、ファンには堪らない一冊でしょう。

『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』
著者 森見登美彦
発行者 株式会社新潮社
ISBN 978-4-10-464504-6

ペンギン・ハイウェイ

突如住宅街に現れたペンギンの群れは、人間に驚く事もなく佇む不思議な集団だった。

小学四年生にしては少々生意気なアオヤマ君が、ペンギンの謎に迫る!ちょっと不思議でホロリと泣ける物語。


『ペンギン・ハイウェイ』
著者 森見登美彦
発行者 株式会社角川書店
ISBN 978-4-04-874063-0

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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美女と竹林

著者が小説家になり、唯一の趣味であった“ものを書く”事が仕事になってしまい、彼は副業を見付けるべく、彼の興味のあるものをノートに書き出してみた。

    “美女と竹林”

そこで彼は、大学院生の友人・明石氏と共に、竹林に入ろうと考えた。

【竹林伐採に関する計画書】
一.竹林を偵察する。
二.枯れた竹を選び出して、人斬りのように切りまくる。
三.適宜休憩を挟んで清談にふける。
四.倒した竹はいくつかに切り分けて、やるせない過去の想い出と共に脇へ置いとく。
五.かぐや姫を見つけたら警察へ知らせる。
  (相性が良ければ求婚)

フワッとした計画のまま、二人は竹林で冒険を繰り広げるのだが…。

『美女と竹林』
著者 森見登美彦
発行者 株式会社光文社
ISBN 978ー4ー344ー92624ー3

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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夜は短し歩けよ乙女

「おともだちパンチ」とは、親指を残り四本の指で包み握った拳の事である。
四本の指を親指で押さえる拳に比べ、おともだちパンチはまるで招き猫のような愛らしさを湛えるので、満腔の憎しみを拳に込める事が出来よう筈もなく、かくして暴力の連鎖は未然に防がれ、世界に調和がもたらされ、我々は今少しだけ美しきものを保ち得る…らしい。

『四畳半神話大系』や『走れメロス』で出てきた人達が、面白おかしく物語を引っ張って…というより全力で引き摺り回される感じです。笑

『夜は短し歩けよ乙女』
著者 森見登美彦
発行者 株式会社角川書店
ISBN 4-04-873744-9

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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