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ワーキング・ホリデー

熱血漢だけど少々喧嘩っぱやいヤマトは、ホストに入れあげてAVにまで出ようとしていた客に手を上げ説教し、ホストをクビになってしまう。新しく宅配便のお兄さんとなったのだが、ホストだったヤマトの前に現れたのは、ヤマトの子供だと言う進だった。

母子二人で暮らしており、やけに主夫が板についている進と、夏休みの間だけの同居生活が始まる。

『ワーキング・ホリデー』
著者 坂木司
発行元 株式会社文藝春秋
ISBN 978-4-16-3261520-1

進の可愛さと、馬鹿で真っ直ぐなヤマトにどんどん惹かれた。最終的に3人家族になりましたというオチにもならなかったのが秀逸。良い兆しはあっても、母となった彼女とヤマトはじっくりゆっくり進を思いやりながら進んでいってほしい。

ウィンター・ホリデー

元ヤンで元ホストの大和は、ハチさん便の宅配のお兄さんだ。

頭は良くないが、真っ直ぐに物事を受け努力する姿勢が気に入られ、周りに恵まれて昼の仕事に復帰できた。

ハチさん便で宅配バイトをしているうちに、突然やって来た小学5年生の進は、大和の息子だという。ホストだった時分に、付き合っていた女・由希子は、大和を振って大和の子供を一人で育てていたらしく…。

『ウィンター・ホリデー』
著者 坂木司
発行者 株式会社文藝春秋
ISBN 978-4-16-384440-6

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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和菓子のアン

高卒で百貨店に入っている和菓子屋の売り子のバイトを始めたぽっちゃりさんの杏子。

和菓子屋の女店長は、客の身なりや物言いから何でも当てるマジシャンで、もう一人の社員はイケメンなのに乙女の思考で残念。杏子と同じアルバイトの女の子は元ヤン。
個性溢れる職場は杏子にとって発見ばかり。

魔法のようなメイクをする化粧品売り場のお姉さんや、お酒売り場の生き字引など、沢山の人に囲まれ、杏子は成長していく。

『和菓子のアン』
著者 坂木司
発行者 株式会社光文社
ISBN 978-4-334-92706-6

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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大きな音が聞こえるか

IT会社社長である父の財力で、不自由なく育った高校1年生の泳は、将来の夢どころか、なりたい大人像が周りにいないことを憂いていた。

父の影響で子供の頃から続けている趣味・サーフィンをしているうちに、仙人と呼ばれるおじさんから、アマゾンの河に良い波があると聞く。

興味を持ち、自分でアルバイトをしてお金を貯め、アマゾンに薬の研究に行っている親戚へとアポイントを取る。
泳の人生は動き始めた。

『大きな音が聞こえるか』
著者 坂木司
発行者 株式会社角川グループパブリッシング
ISBN 978-4-04-110344-9

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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