IT会社社長である父の財力で、不自由なく育った高校1年生の泳は、将来の夢どころか、なりたい大人像が周りにいないことを憂いていた。

父の影響で子供の頃から続けている趣味・サーフィンをしているうちに、仙人と呼ばれるおじさんから、アマゾンの河に良い波があると聞く。

興味を持ち、自分でアルバイトをしてお金を貯め、アマゾンに薬の研究に行っている親戚へとアポイントを取る。
泳の人生は動き始めた。

『大きな音が聞こえるか』
著者 坂木司
発行者 株式会社角川グループパブリッシング
ISBN 978-4-04-110344-9

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。