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就職相談員蛇足軒の生活と意見

博士号を取り研究員をしているシーノ(27)は、研究室を追い出された無職である。
就職活動中のシーノは、職安からの帰り道、無口なかた歓迎という貼り紙を見つける。

職安の特命相談員だという家元(47)は、シーノと共に、傷がすぐ治る不死身人間に、バレない様な職を見つけてほしいと頼まれ、生き別れの弟を探しつつ、体質を怪しまれずに出来る仕事を求めて来るが…。

『就職相談員蛇足軒の生活と意見』
著書 松崎有理
発行元 株式会社KADOKAWA
ISBN 978-4-04-101835-4

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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代書屋ミクラ

3年以内に論文を書かないと退職に追い込まれる、通称・出すか出されるか法により、研究は好きだが論文を書くのは苦手だという研究者をサポートする、代書屋という仕事の需要が出てきた。
大学を卒業したばかりのミクラは、代書屋として既に身を立てていたトキトーに誘われ、代書屋稼業を始めるのだが、代書屋に依頼する人々は些か変わった人が多く…。

『代書屋ミクラ』
著書 松崎有理
発行元 株式会社光文社
ISBN 978-4-334-92901-5

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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あがり

女子学生・アトリは幼馴染み・イカルが研究に打ち込むあまり周りが見えなくなっていると、指導教官から注意を受ける。
イカルがそれほどまでに熱中しているのは、幼い頃から尊敬する生物学研究者・ジェイ先生の亡くなる前に主張していた説を、なんとか証明し、形にしたいと思ったのだという。
アトリはその研究が正しい=あがりになることを待ち、応援する。

3年毎に1本の論文を書かない研究者は、大学を追われる、通称・出すか出されるか法により、研究所の論文作成を手助けする代書屋稼業が流行っている。トキトーから代書屋をやってみないかと誘われたミクラは、人生に起こる不運と幸運を図式化した論文を出したいという教授をトキトーから紹介され、二人で『自然』誌掲載を目指すが、落ちてしまう。

『あがり』
著書 松崎有理
発行元 株式会社東京創元社
ISBN 978-4-488-01814-6

現役理系女子が書いた小説ということでSF短編でも賞を取っているものですが、なんとも文系の私には、世界観が分からず難しかった。
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