Silhouette of wonderland

ナントカ教の次の教主だという彩乃ちゃんは、小学五年生の女の子。

教団内での勢力争いに巻き込まれない為に、ナントカ教とは全く関係ない人達の家を転々と預けられる彩乃ちゃんと、その預かった人達のちょっとした幸せの話。

『彩乃ちゃんのお告げ』
著者　橋本紡
出版者 株式会社講談社
ISBN 978ｰ4ｰ06ｰ214328ｰ8

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。

彼氏の加地君が外国の、小さな島で事故死した。
貧乏旅行を続けていたはずの加地君の訃報を伝えるニュースでは、隣り合ってバスで座っていた日本人女性との旅行となっており、互いに抱きしめ合って死んでいたなんて言う美談になっていた。

隣り合っていた女性が加地君の彼女ではないと判った後は既に、世間の関心は別のニュースへと移っていた。

加地君を亡くした悲しみを、彼女や親友が乗り越えていくのか、そもそも、乗り越える必要があるのか…。

『流れ星が消えないうちに』
著者　橋本紡
出版社　株式会社新潮社
ISBN　4-10-300751-6

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。