舞踏家の父を持つ朔は、小学六年生。父の舞台を見に行った先で、佐倉誠吾と会う。
舞踏に人生を捧げる父に嫌気が差した母が家を出ていってしまってから、朔の存在理由は父が生きていてこそだと思い込み…。
『あなたの呼吸が止まるまで』
著者 島本理生
発行者 株式会社新潮社
ISBN 978-4-10-302032-5
以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
「大きな熊が来る前に、おやすみ。」
付き合ってすぐに同棲した珠実と徹平は、一緒に暮らし始めて半年になる。子供の頃からずっと眠りが浅く、あまり眠れない珠実の過去とは…。
そのた二編の恋愛短編集です。
『大きな熊が来る前に、おやすみ。』
著者 島本理生
発行者 株式会社新潮社
ISBN 978-4-10-302031-8
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高校時代からずっと好きだった葉山先生は、誰かと付き合ったりする事を拒絶していた。
心を開いてくれたと思ったつかの間の時間は過ぎ、彼の悩みの渦は深かった。
愛とはなんだ?
向き合う事を拒絶した高校教師と大学生の、儚く脆い恋。
『ナラタージュ』
著者 島本理生
発行者 株式会社角川書店
ISBN 4-04-873590-X
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元彼から暴力を受け、男の人が怖くなってしまい、カウンセリングに通う麻由と、その麻由に気がある年上の蛍。
蛍を好きになるけれど、付き合わない事がわかっている麻由は複雑な心境で…。
『波打ち際の蛍』
著者 島本理生
発行者 株式会社角川グループパブリッシング
ISBN 978-4-04-873873-6
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主人公・小川志保の恋人・降一が、大学の友人・五十嵐さんと海に向かう途中、事故に遭って死んだ。
降ちゃんのお葬式で、志保は降ちゃんが家の父親的役割を担っていたと責めてしまう。そして二ヶ月後、五十嵐さんは降ちゃん家のお店の手伝いに来る様になる。
降ちゃんの弟以外が五十嵐さんにぎこちなく接する中で、弟の提案により五十嵐さんと三人で映画に行ってからと言うものの、段々と五十嵐さんとの距離が近付く…しかし、それは恋愛とはまた別の話で、降ちゃんの死が、二人を繋いでいるだけなのだ。
「冬の動物園」「野ばら」も短編で収録されています。
『君が降る日』
著者 島本理生
発行者 株式会社幻冬舎
ISBN 978ー4ー344ー01656ー9
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