水曜日に加工したなんちゃって原材料を木曜日にお菓子に直すと、味はいいけど見た目が残念になった。
…生地がチーズってのがよくないんだな。チーズは他の材料に比べて火が入りやすくてすぐに黒くなる。低温でもだ。
ということはベース生地をプレーンにしないといけないということ。チョコはだめだ。さすがにあの味じゃァチョコには勝てない。
プレーンでやるってなると…。ベース…。長めの生地で…。いやでも割れる可能性も微レ存。シュトロイゼル君を載せるつもりはない。
シートで焼くには今の天板が性能よくないから中心部が浮くんだよなァ。色とか気遣いだすと外側がなァ。
外側が妙にカリッカリの、水分抜けた状態になっちゃってラップ保管しても水分戻らんし、別途水分をだな、
いやまて。素直にシートで焼いて、なんちゃって加工された原材料:残る汁を、打ち水してやればいいのでは???
おっとこれは解決では?? ブログ書いてるだけで一問題解決できちゃったのでは??
うん今度の試作はプレーンで伸ばして天板で焼いてみよう。それがいいっちゃ!!! 上手にできるといいねェ!!!
いやまぁ最後の最後はグラスアローっていう奥の手があるんですがね。粉砂糖を溶け切らない卵白・またはアルコールで引き延ばして塗って水分吹き飛ばして薄い糖の膜を張るっていう保存技術がありまして。
たまにオシャンなケーキにかかってます。うっすら白濁してしゃりしゃりするあれ。
あれはあれでとてもめんどくせェ。卵白を使うグラスアローは個人的にあまり好きじゃないんですよ。
今の手持ちで上手に卵白を衛生状態を保ったまま使える技術がないもので。
限界糖度の話もあるんですけど、やっぱり初手の卵白が衛生的じゃないとなんか怖いじゃない。
殺菌卵白をそのためだけに買うのもな。卵を毎回、新品で買ってそのためだけに卵白採集しちゃうと、お前その余った卵黄は…? ってなるし。
今のお店のシステム作るときも「卵白だけ必要だから余る卵黄・卵黄だけ取られて残される卵白・カットされて寂しそうにこちらを見つめる切れ端」をなるべく作らないようにって工夫してるんですよこれでも。一応。
一番心に来るのは「寂しそうにこっちを見つめる切れ端」お前がナンバーワン。
ごみ箱の底から恨めしそうに見てくる切れ端を何回も何回もゴミ捨て場にもっていくと本当になんかこう。…心がすさむ…。