銀行強盗に成功した四人は、逃走中の車ごと、現金輸送車を襲ったギャング達に乗っ取られてしまう。

手に入れた筈の4千万も、横取りされてしまったのだ。

どうにか取り返そうと、久遠がスッた財布の免許証を頼りに、運転係の男が住むマンションを訪れると、男は既に死んでいた。
その男の電話からリダイヤルをかける事が唯一の手掛かりだと思った成瀬と雪子が電話をかけると、何と、響野に繋がったではないか。

やがて四人はとんでもなく厄介な人達に目をつけられ…。

『陽気なギャングが地球を回す』
著者 伊坂幸太郎
発行者 祥伝社
ISBN 4-396-33268-8

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。