震災の起きる朝、大学教授に送った青年・甲坂礼司の小説が、大学を去ることとなり十五年の月日を経て見つかった。

その小説。

『この女』
著者 森絵都
発行者 株式会社筑摩書房
ISBN 978-4-480-80431-0

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。