櫻井佳奈は、継野先生と由希子夫妻がひっそりと営む書道教室の生徒だ。
佳奈は、書道をする時間が好きで、先生の言葉に甘え、好きな時間に教室に行き、和歌や短歌を書いていた。
妹・紗英が17歳になり、佳奈は櫻井家に古くから伝わる話を思うと、居てもたってもいられなくなるのだった。

櫻井家で十数年に一人生まれる、神童と言われるほどなんでも出来てしまう子供は、17歳でみんな自殺してしまうのだ…。

『葉桜』
著者 橋本紡
発行者 株式会社集英社
ISBN 978-4-08-771418-0

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。