千五十三日目。


店にあったらしい”開かずの扉”を整理してきましたー。
ぶっちゃけ、年末にやる大掃除を前倒してやりだした感じ? 最近時間ができると一か所ずつつぶしていってるので。この前は床をカビキラーで覆い尽くしたし。その前はたくさんある引き出しの中を全部ひっぱり出して整理してたし。今回は天井付近にあって不便だから誰も手をつけない”開かずの扉”という。

その扉。トクメーが手を伸ばしても最上段に届かない。椅子というか、机に乗って初めて一番上の段に手が届くぐらいです。案外、店の天井は高い。

で。そんなとこから出るわ出るわごみの山が…。凄かった。
賞味期限切れの材料とかよくわからない粉と過去なとか袋とか変色したチョコレートチップとか。チョコレートって腐るっけ…? ってすごく脳裏によぎった。正しいチョコレートは腐らないので多分アレは純粋なチョコレートにあらず。しかしそうだとわかったとしても特に意味なんかないんだぜ!

凄い昔からあるお店だから、歴代の先輩たちが管理してた備品のあまりが受け継がれてきたというか、忘れ去られてきたというか…。菓子屋は何だかんだで個人的な能力に頼るところが大きいから、材料の管理も先輩が退社したら訳分からん個の発注どこだ?! ってなったりします。よくあるよくある。

次は四階、という名前の屋上に手造りでしつらえたプレハブ倉庫、らしいです。そんな物があることをついさっき知ったし。そこに何が詰まってるのか見当もつかない。このお店なんか物を収納するスペース多いくせに把握し切れてない空間多すぎじゃね…?
未だにちょっと考える。お世話になったお店よりもずっと販売量少ないのに、どーしてこうなのか…。
まぁ。うん。百、店があれば百通りのやり方があるよね。分かってたし知ってた。薄々感づいてた!



話は変わりますが。



そういえば、火曜日にやった着物の話を結局昨日色々あって流しちゃいましたねぇ。
着物の選別はなんとかなりましたよー。一時間かかったけど! 話がすごい勢いで脱走したんだ!
なんかお世話になってる先生も妙に乗ってきて…。なにかと『貸してあげるわよぉ!』って言ってくれたんだけどね。流石に悪いって思って手持ちのやつでなんとかしてきましたとも。
…ただまぁ、五月の話でね…?
まだ一番の強敵の八月が残ってるんだ…。うう…。どうすれば? 先生も「買ったらいいんじゃない?」みたいなことばっかり言ってくるし…。止めてそんなの無理だから! 帯とか高いんだぞ!




年が明けたらまた相談しに来てね、ということらしいです。また話が脱線したりしないだろーか。若干の不安がっ!