よく言えば裏表のない、精神的に幼い大和葉介は、大学進学と共に上京し下宿で生活する。

過去の経験から男嫌いで、高校生の彼女を持つ椿さん。

背が高く大人しく見えるが、その事でコンプレックスをかかえる大学生の鯨井ちゃん。

大家で作家の綿貫さんと、その内縁の夫である晴雨さん。

真綿荘の住人が一人ずつメインの短編集

『真綿荘の住人たち』
著者 島本理生
発行者 株式会社文藝春秋
ISBN 978-4-16-328940-3

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。