黒いゴミ袋で捨てられていた白猫のシロは、理々子に拾われ、お直しハウスを営むおばあさんと柳沢氏が住む家で暮らしはじめる。
シロ改めタマオという名前になったタマオは、大好きな理々子の為に生きようと誓う。

十年後、タマオは帰りが遅かった理々子を心配して見に行くと、理々子は車から降りてきた男に腕を掴まれていた。慌てたタマオは、理理子を助けようと飛び出し、人間になったのだった。

『雪猫』
著者 大山淳子
発行者 株式会社講談社
ISBN 978-4-06-218103-7

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。