七十九日目。
おおっと。おはようございます。帰ってきて即行で寝たので今回のアップは朝です。深夜ではなく。
えーと。だから表現上は…昨日?


まぁ。何にしろ。菓子屋が叫び倒すクリスマス商戦の本選が昨日だったと思っていただければ。
本日? 二十五日なんかあれですよ。残滓。かっすい。午前中に掃けなきゃ意味ないぜ、位の。


昨日はねー、やっぱりなんていうか…。流石に帰宅が遅かった。
でも理不尽さをちょっと垣間見た気がする。
ケーキ自体は昼の二時過ぎに製作ノルマ達成してるんですよ。あとは売るだけ。
こーれーが。売れない。
本気であの店は売れない。
何だろ。レストランが主体なせいだろうか。
上司いわく、『昼間は売れないが、近所の教会でミサがあって、それが終わったら売れる。』
とのこと。

そのミサが十八時、二十時、二十三時。
お分かりでしょうか。夜ですよ夜。
夜が本番なのね。レストラン付きの菓子屋って。


だから真昼間はケーキがダダ余ってる感じに見えて!
もぉなんでしょう…悲しい気持ちになりました。売れるの? みたいな感じ。



で。ミサ。
明らかにミサに行く人が通りかかるんですよ。その人相手に、なんと客寄せやってました。俺。
寒い中! コックコート一枚で! 笑顔で! 「クリスマスケーキいかがですかー!」って!

すっげー寒くて、三十分に一回逃げ帰ってコーヒーで熱量補給してました。
ちなみに上司はどっかに失踪中だった。あの二人どこ行ってたんだろう俺知らないけど。
あんまりにも不憫に見えたんでしょうね。客引き最初のお客様は、タクの兄ちゃん。




「寒いだろうし、おっちゃんが一個買ってあげよう。」
「ありがとうございます。」
「これからずっと立ってるの?」
「…まぁ、そーですね。」
「もっと寒くなるよー、風邪引かないでね。」
「…なんとかなりますよー。多分。」





お買い上げ。誠にありがとうございます。ええ。本当に。




続きを読む