北海道最終日、兼、関東在住九百四十二日目。




本日15:00到着のはずの飛行機で帰着しましたー。
予定は未定で、結局到着が遅れに遅れて16:00ぐらい、空港ロビーにたどり着いたのが16:30です。やってらんねー。
そこからさらになんやらやって、関東は家主宅に帰着できたのが20:20ぐらいだからやっぱりシャレにならん。
すぐに荷ほどきしつつ、家にたどり着いても他の連中だって特に時間的に余裕があったわけじゃなかったみたいなので、久しぶりに自分でご飯作りましたとも。この数日はホント楽してたからなー。気力がまだ余ってたらしくて。イライラせずに普通に作れました。良いことだ。

で。荷ほどきして、ケータイに撮りためた写真を一期に移植して、今に至ります。



今日は朝、支笏湖回って帰ってきました。

しこつこ、って読みます。北海道の空港近くにある水質が非常にいい天然湖。透明度が高いので本来なら魚の成育環境には適さないのですが、他の湖からの移植があって、現在は複数種の魚が生息し、特にヒメマスが有名なんだとか。近くの施設とかでおいしく調理してるらしいです。
あとー、そんなにきれいなのに観光資源化されてるとはちょっと言いにくいというか、あんまり開発進んでないので、周辺道路で普通にエゾジカとご対面できる可能性が高いらしいです。現地民談。

つか。実際トクメーも目撃しましたから。エゾジカ。多分親子連れ。何で多分って、車で通り過ぎたから数までは把握できなかったんですよね。なにしろ一方通行で後ろ車居たので! 近いけど大丈夫かい野生生物だろ君!
あとキツネも普通に道路歩いてました。だから大丈夫なのか君ら。轢かれない? あ、ひかれるからたまに現地民の食卓に上がるのか。キツネは上がらないとは思うけど。


…でよ。


実際見たらほんと透明度高いんですよねー。
…うう、これ、初日に時間かけてダイビングとかしたら多分楽しかった。あの透明度嘘みたいだぞ。
もしも次の機会があるなら是非チャレンジしたい。北海道は夏がいい。冬、あの道を走破できる自信はない。

思い返せば、川下りした川だってすごい水質良かったもんなー。ガイドの人が『全身使っちゃっても平気ですから! 綺麗だから!』って言ってた。なにせ場所によってはバイガモが生息するらしい。
しってますかバイガモ。地域によってはレッドデータ…、えーと、絶滅危惧種でもある希少種ですね。
水質がある一定以上じゃないと生きていけない非常にデリケートな水草なんです。たしか、中部地方の一部地域の川なんかにも生息してたと思う。白いきれいな花が咲くんですよー。水中なのに。


北海道って、ほんと植生が違うんですよ本州と! やっぱり井戸の関係で年間の気温と降雪量が違うからでしょうか。ちらっと触れたようにフキがやたらめたら多いし、こっちではみたことない”紅輪タンポポ””フランスギク”なんかが雑草として生えてるし。街路樹は”ナナカマド”あるいは”アカシヤ”とかが多かったです。ナナカマド…。某魔法小説でお馴染ですねぇ。あとアカシヤは蜂蜜です。薄味。

何にもしなくても可憐な花が咲き誇って、そこまで高く強く成長する草が少ないので地面はシロツメクサとかハコベとかが多い。芝生チックになりつつ綺麗。
あー…。北海道って、そういう意味で得ですよねぇ…。庭先とかも放置するだけで雰囲気出るから不思議です。





帰りの空は案の定曇ってて、結局何も見せませんでしたー。あぁつまらぬ…!!