四百九十七日目。



先輩と連絡がつきましたー。昨日の追記文みたいな内容をさらっと話したところ。ワントーン下がった声で「…そうか。」とか言われちゃった。
…うーん。これはこの先輩とのやり取りもこれでお流れになると思った方がいいな…。
まぁ嫌な予感はしてたんですけどねぇ…。それでもまぁ、やっちゃったものはしょうがない。
結果がどうなるかはもう知らなーい。なるようにしかならんので放置放置。



で。今日の話ですよ。



朝、普段はあんまり使ってない部屋の雨戸をあけて久しぶりに風通しをしようとしたんです。
ら。雨戸と普通の窓ガラスの隙間にびっちりツタっぽいのが侵入していらっしゃる。

「…おい、これどうする…?」
「いや。どうするも何も。もう草抜きするしかねーだろ?」

同居人その一と結構不毛な会話を経て、しょうがない、明日にでも草引きをやろうという結論にまずは到着。
やー…結構荒れ放題の庭ですからねぇ。家主の趣味の産物ですが、日当たりがあまりよろしくないので湿気がほどよくあり、植物が元気に育つらしくて。最近はやりのまだ二三がいそうなそんな気配漂う仕上がりになってます不可抗力。一応、ちょっと前に庭師の人が入ったはずなんですけどねぇ…?


はぁ、ため息つきつつ、久しぶりのお茶席に出席。そしたら偶然お世話になってる先生宅でも、選定後と思われる木の枝が山になって放置されてた。おお。同じことしてる。

「あら。見苦しくてごめんあそばせ。明日にはゴミに出すんだけどねぇ。」
「選定は大変ですね。私も明日庭の草引きをやらないと。ちょっとみすぼらしい感じになっちゃって…。」
「あら? そうなの? ちゃんと草と花の見分けつくの?」
「…それが。いまいち苦手でして…。分かる範囲でやろうとは思うんですけど。」
「ならこの後私が見てあげます。それからやったらいいんじゃないの?」
「!」

で。お茶席後にもかかわらずすぐ来て見れくれた。

「あらあら。これは花よ。これはすぐ抜かなきゃいけないもの。こんなフキなんか生やしてないで根っこから抜いてしまいなさいな。」
「あ。ホントだフキ生えてる…。」
「これはミョウガねぇ。」
「え。その緑のなんかすごい立派な奴が?!」
「そうよ? 放置してるとこうなるの。」
「マジでか。ドクダミしかわからなくて…。あるとは聞いてたんですけど。あと山椒と大葉もあるって。」
「大葉じゃなくてシソならあるわね。」
「シソ?! これ?!」
「そうよぉー。」

チビ過ぎて分からんかった。
つーか先生がたくましかった。笑顔でばっさばっさ枝葉切り落としてずんずん進んでくから後からついていくの大変だった。ちょ、待って先生その説明もう一回!! どれ切ったらダメって!?




一番処理に困ったのはトケイソウなる植物ですね。
ツタ植物です…。花が咲くから切っちゃだめだとです。雨戸の内側に入り込んできたのも奴です…。
もう新しくつたって遊ばせる場所を作るべきかしら…。今はやりのグリーンカーテンみたいな。