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片想い

帝都大学アメリカンフットボール部OBの飲み会に出ていた西脇哲郎は、店を出たところで元マネージャー・日浦美月と会う。何故か声を出さない美月に、仕方なく須貝と自宅へ招く事になる。

西脇家の洗面所で下手な化粧を落とした美月は、男の姿になっていた。自分は昔から男なんだと言いきった美月は、性同一性障害について、西脇の妻で元マネージャーの高倉理沙子は、何となく気付いていたという。
美月が出ていく気配がして追いかけた西脇は、人を殺してしまったのだと告白される。明日自首しようと思うという美月を止めた理沙子は、男として生きていきたいのに刑務所に入ったら思う通りには生きられないと言い放ち、なんとか美月を隠そうとする。

『片想い』
著者 東野圭吾
発行所 株式会社文藝春秋
ISBN 4-16-319880-6

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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同級生

野球部のマネージャー・宮前由希子が交通事故で亡くなったと聞き、野球部キャプテン・西原荘一は葬儀に参列する。
由希子が普通の状態ではなかったという目撃談や、妊娠していたのではないか?という噂から、由希子の子供の父親は自分だと気付いた西原は、事故のことを調べ始める。
すると事故当時、40代くらいの女性と一緒にいたと近くの喫茶店の店員から聞いた西原は、妊娠の噂を流した張本人を割り出し、近所のおっせかいオバサンが産婦人科で見かけたことを学校に連絡したことで、御崎女史が産婦人科前で見張っていた事が分かる。

産婦人科に来た由希子を見て捕まえようとした御崎女史から、逃げようとした由希子が道路に飛び出し、トラックに跳ねられたのではないか?と推測する。
御崎女史を生徒の前で糾弾した西原は、それからしばらく、生徒に波及した御崎に対する冷ややかな目とボイコットを見る。

何故そこまで御崎女史を追い詰めるのか?由希子との関係を疑る水村緋呂子は、西原を不思議に思い行動する。

『同級生』
著者 東野圭吾
発行所 祥伝社
ISBN4-396-63050-6

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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容疑者Xの献身

富樫と連れ子再婚したホステスの靖子は、金の亡者となった暴力夫・富樫と離婚し、娘・美里と細々と生活していた。
ところが、富樫に居場所を知られてしまい、美里と共に富樫を殺してしまった二人。
隣人の数学教師・石神哲哉が二人を手伝い、殺人事件と無関係であるとアリバイを作り指示する。
事件の担当となった草薙は、いつも通り湯川に愚痴をこぼすと、石神が湯川の大学時代の同期であると知る。

『容疑者Xの献身』
著者 東野圭吾
発行所 株式会社文藝春秋
ISBN 4-16-323860-3

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秘密

高速バスでスキー旅行に行った妻・直子と娘・藻奈美が事故にあったかもしれないと、夜勤明けにつけたテレビで見た平介。

重症の妻が娘の手を握った後、息を引き取ってしまう。
しかし、まるで引き換えのように植物人間になるだろうと言われた娘が目を覚ましたのだった。
妻の葬儀後、娘の病室で泣き崩れる平介に、自分は娘の身体だが、中身は妻なのだと言う。
気でもふれたかと心配する平介に、妻と自分しか知らない事を次々と当ててみせ、妻なのだと信じざるを得なくなった。
こうして娘の姿をした妻との暮らしが始まったのだった。

『秘密』
著者 東野圭吾
発行所 株式会社文藝春秋
ISBN 4-16-317920-8

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むかし僕が死んだ家 ☆

結婚した元彼女・沙也加から、亡くなった彼女の父が秘密で出掛けていた場所に行ってみたいので、付き合ってくれないかと頼まれる。
下心と不信感があったが、彼女は小学生より前の記憶が全くないのだといい、俺は段々気になってくる。

父の遺品から見つかった地図らしきものとライオンを象った鍵を持ち、その場所に出掛けた二人は、家ではなく物置の鍵だと分かった。地下に続く階段を降りていくと、家に繋がっており玄関にたどり着いたが、玄関は鋲をうってあり、ドアは開かない様になっていた。
子供部屋の荷物から御厨佑介という小学6年生がいたと分かった二人は、23年前に姿を消したのだと推測する。佑介の日記を見つけた二人は読み進めるうちに雲行きが怪しくなる。天候不良に焦る俺をよそに、彼女はこんな天気の日に、自分がこのピアノの下に誰かと逃げ込んだと思い出す。

一旦あの家から引き上げた二人。家に帰らなくていいのかと心配する俺に彼女は、母親失格だから主人の実家に連れていかれたのだと言う。

『むかし僕が死んだ家』
著者 東野圭吾発行所 株式会社講談社
ISBN 4-06-263507-0

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