2021-2-1 23:22
最近立て続けに色々見たのでネトフリとかで見た映画さらっと感想。
感想書くほどじゃないけどラブコメも色々見た〜。
作業中にネトフリで米ラブコメ映画流し見しまくっている。やっぱりラブコメ好きなんすよ。
B級ラブコメは場合によってはめちゃくちゃ時間の無駄だけどね…。
各映画ネタバレしてます。
●ザ・プロム
う〜〜ん
何故かハマれなかった!
歌よし、映像美よし、テンポよし、キャストよし!なんだけどもう一回見たいとか心に残ったりはしなかったんだよね。
自分でも原因はまったくわかんない。正直評価出来る点ばかりのはずなんだけど。
たぶんなんだけど題材が古く感じちゃったのかな…いやこの題材に古いも新しいもないし実際の出来事だったわけだけど、日本人からは理解しづらいものがある。
悪い意味でご都合主義が響かなかった。いじめてた子や母親の変わり方が納得しづらい。いじめてた子はまあ歌で変化がわかったからいいけど。
これもう少し早い映画化だったら感想違ったかもなぁ。
もしくは今なおやってる舞台版の方がハマる気がする。
やっぱりこういうお金もかかってる豪華な作品って逆に出来上がりすぎててうまく感想が浮かばないものだなあ。
途中メリルストリープが見てた映画がこれまた偶然最近見たばかりの『ベストフレンズウェディング』だったからなんで!?と笑ってしまった。
●パッセンジャーズ
(どんでん返し映画なのでネタバレ注意)
アンハサウェイにつられて見たけど自分的にはあんまりだったな。
というかあまりにもオタク文脈すぎてわりと開始すぐにわかってしまったから面白みを感じなかったのかも。さよならを教えてというか。映画好きの方の感想を見てたらみんなあの映画と比較しててまあですよねって感じ。
双子が出てきたら双子トリックを疑うように、精神カウンセラーが出てきたらそういうことなのよね…
なので終盤も特に驚くことなく、いやいっそこれはラブヒューイットのゴーストだな。1シーズンラストのやつ!とか思ってた。
ストーリー自体は悪くないんだけど、構成や演出があんまりでもったいない。ラブヒューマン系かサスペンスかのどっちかに振り切っちゃえばよかったのに。
そして何故正直つまらなかったのに感想メモを書いてるかというと、ストーリーにはハマらなかったのに大号泣したから←
アンハサウェイの最後の、エマだいすきよ、もっと早く言えばよかった!が何故か私の涙腺のツボにはいってしまい、最後の悲しい和解シーンでぼろ泣き。
姉妹愛映画ってあんま見ないけど自分はツボって泣くんだなぁと判明したのでした。
●天気の子
年始にやっていた地上波の録画をやっとみれた!
想像してたより全然おもしろかった〜〜
ただし結末是非に関しては非、かな。いやうーん。あれはあれで面白かった。
映画公開時、いつか絶対見るからネタバレしないようにしよう!って思ってて、「メリバ」という事だけは知っていました。
なのでこれはきっと世界を救って陽菜がしぬパターンなんや!と信じて見てたので逆に最後「ええ!?」ってなってしまった(笑)
メリバのお手本のような作品。
しかも今回の地上波版だと世界が変わってしまった(コロナ)けど、僕達はきっと生きていける!って特別メッセージが入っててなんだか感慨深いラストでした。
たぶん普通に見たらなんじゃこりゃー!ってラストだけど、つらいこれなんで陽菜さん死ぬの弟かわいそうじゃん…って思って見てたせいで、なんか悪くなかったも…?って思ってしまった。
私新海作品、言ノ葉ノ庭と君の名は以外あんま好きじゃなくて。
言ノ葉以前はとにかく男キャラが好きになれない。
基本離ればなれエンドだし。
で、男女が絶対離ればなれになるのが新海監督の性癖だと勝手に思ってるんだけど君の名はで一般化して、天気の子もハッピーエンドにしなきゃいけないんだったら対価で東京壊すくらいなきゃ!っていう強い主張を感じました(笑)
これくらいマイナスがなきゃ男女はくっつかないんだよォ!という新海監督の強い主張。
君の名は好きとしては瀧君達がカメオ出演してるのが嬉しかったですね。
あえて君の名はキャラが出てることによって矛盾が生じるから、映画はいっぱいある未来のひとつで、別の水没しない未来もあったんじゃないかな〜と思ってしまう。
映画公開の時に0年代エロゲぽいって感想をちらっと見かけたけど、私も今回見て「いっぱいあるエンディングの、直前でBADにいっちゃったメリバエンドだー」と思ってしまった。
映画は一つしかないし、この結末が正史のはずなんだけと、エロゲギャルゲ乙女ゲ脳だとどうしてもそう思っちゃうんだよね。
・陽菜も天気も救ったエンド
・陽菜は救ったけど雨はやまないBAD(今回の映画)
・陽菜は救えなかったけど雨はやんだBAD
・陽菜は救えず雨もやまないBAD
を頭が瞬時に考えてしまう。
でもギャルゲでいう“色んなエンディングがある事が当たり前” 前提思考じゃない人の感想見たら「斬新でおもしろかった〜」といっていて、このギャルゲ的思考は考えものだなぁと。
平行世界があって複数のエンドが存在する、っていう思考はまじで0年代にオタクをやった人間の共通弊害なのよね。
あ、あと、
自分歳とったなぁ〜と思ったのが少年少女の逃避行が見ててかなしくなってしまった。
雨の災害下なのにこどもだけで夜ふらふらしてのがめちゃくちゃ心配になっちゃったし、小さい弟に無理させちゃ駄目だよとか、ホテルで安心して楽しんじゃうの見てばかばかこのままいったら破滅だよいったん大人に頼れまじで…!!
となってしまった。
子供がかなしく無茶してる描写がつらくなってしまったのよ…(笑)
冒険心が無謀に見えて周りの大人はなにやってるんだよぉ!ってなる。
歳をとりましたな、、(笑)
でもエンディングに対する感情はどうあれ2時間飽きることなくたのしかったー。
雨の描写とか相変わらずよかった。
観たあとよかった面も批判したい面も両方感想がブワァァと出てきて観られてよかったです。
あと梶くんはやっぱり低音いい声!