【熊野・遙か巡礼記E】12日〜那智編



はい、またまた熊野旅行記!



勝浦から那智へ移動です。
この日も日差しがキツくてめちゃくちゃ暑かった。
古道を目指す前に駅からすぐの補陀洛山寺へ。
ヒノエ君の「補陀洛浄土に送ってやるぜ〜」のあれですね。
普通のお寺なんだけど、維盛の供養塔があるときき、どうしても行きたくて。


本堂でお参りしてたら何故か「ご朱印やりますよ」とお寺の方に話しかけられる私。
ご朱印帳を出していたわけでもないのに何故だ…と思いつつ、やってもらったんですが、まさかわざわざご朱印をしにきたテレビで勝手に作られたイメージの「ご朱印がーる☆」みたいに思われたのか!?そんなのはいやだ!と思いつつ、
「あの…平維盛の供養塔はどちらでしょうか?」
と聞いたら、ああ!なるほど!みたいな反応されました。
たぶんご朱印がーるから平家好き位にはなったはず…←
丁寧に説明して頂きました。

でも場所聞いておいて正解でした!!
お寺の裏手にいくつかの供養塔があるんですが、特に説明があるわけではないので聞かないとどれか維盛かわからなかったと思います。
場所は一番上の一番左が維盛だそうで。

ちなみに遙かでは惟盛ですがここでは史実上の維盛明記にしています。



それから熊野古道〜那智大社方面のバスまで時間があったので、那智の海に出てみることに。
駅からすぐの浜だったんですがあそこはなんていう海だったんだろう…笑

天気がすごくよかったので青い海!
人もいて賑わってました〜。
でも関東近辺でみるようないも洗い状態ではなく、ほどよく賑わってて素敵な海水浴場でした。
とにかく海が透明!
和歌山ってこんな海きれいなのね……



砂浜でジャリジャリになりながらなんとか砂をはらってバスで古道の入り口の大門坂へ。

大門坂に入ると、大門茶屋さんという平安衣裳を着付けてくれるお店があるんですがくそ暑いのに姉がやりたがっていざ!やってきました!
暑いけど、うまく簡易的に着せてもらうのと、笠が思った以上に日避けになったので意外と大丈夫でした。

コースはお店の周りで写真が撮れるかんたんコースと、着て道を歩けるコース。
今なら着て滝まで行くコースじゃなくて!ほんっっっとによかったと!!!


着物は悩みつつ赤色に。
ちょっとヒノエ君が助けにきてくれるさらわれた時の衣裳っぽい?笑


あのヒノ望スチルで望美ちゃんが肩あたりに着けていたリボンのようなものは、邪気払いの襷だったんですね〜。

道行く外人さんに写真を撮られたり、暑くないの?と他の観光客の方に声を掛けていただいたり。


で、写真を撮ったら着替えて古道へ!
便宜上、熊野古道と呼んでいますが実際熊野古道は三山に通じる五つの道の総称なので、大門坂から那智大社や那智の滝をめざす道は中辺路といいます。

いや〜神倉神社以上にやばい道はもうないと思っていましたが。

中辺路もすごかった!
石段がひたすら続きます。


緑の林に石段と夏の暑さ。
これは景時さんも音を上げちゃうよ!


途中の杖置場に自由に使っていい杖があったので使ってみたんですけど、石段の隙間に引っ掛けて使って、楽になったような気がします!

はぁはぁゼィゼイしながらやっと!
果てのないかと思われた道に終わりが!


と思ったら、
まだ途中の駐車場でした〜(泣)



さすがにちょっと黒飴ソフトでひと休憩。

身体中の水分抜け切っててよくわかんないけどめちゃくちゃ美味しく感じました(笑)

そこから道を行くと、どうやら激しい林道は終わったようで。
遠くに滝がみえました(´∀`)
あああ将臣ィイイ


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