●宗介珠玉*感想
『音楽を奏でる才と引き換えに何かを失った者たちが 集う天上の楽園』それなら宗介は何を失ったのか―――?
それはやっぱり自信ですよね。
チェロをやめられないなら、やるしかないっていう宗介が切ない。
今まで入学当初の宗介は語られてなかったけど、氷渡君が宗介の事を、入学当初は自信満々の生意気な奴だったって言ってるのを聞いて余計切なく。
ただ、一度断ったアンサンブル入りも、やらせて下さい!といえる所に元からの負けん気と強さが垣間見える。
響也とゲーセンで仲良くしてるところ、めちゃくちゃ微笑ましかったです。
前から知ってたけど、誰よりもザ・男子高校生なんだよね。
ほどよく思春期で、厨二病で、男臭い。宗介の魅力だと思います。
野球好きでね!
ベイスターズかな?
スタンプラリーで球場近くを歩いたので、情景がすごく浮かびました。
ヴァイオリンの名前を名付けるターン笑いました。
“イェンロン(中国の強い龍)”
“リヴァイアサン(海の魔物)”
“シュトラント(海岸)”
“ドラング(疾風怒濤、冥加さんと繋ぎw)”
私はイェンロンがいいと思うな。宗介らしくて。
かっこよさでいえば、シュトラントだけど。
リヴァイアサンは…ゲーマー臭するからな…(笑)
新が出てきて「共学ずるい!」っていうのに笑った。
宗介が至誠館に入ったらどういう子になってたんだろう。
宗かなは、顔が近いだけでドキドキしちゃう等身大な宗介最高でした!
奥さん想像しちゃう宗介な!
ビバ思春期!
かなでちゃんが褒める選択肢選ぶとスーパー前向き野郎になるの好きです(笑)
自信をなくした宗介。
ハルちゃんが出てきてさー、どうしたんだよ宗介、負けず嫌いなお前はどこにいった、だからこそ僕達はライバルで――っていうの最高でした。
ハルちゃんも宗介と同じ位の負けず嫌いだけど、信仰といっても良い程に努力というものの価値を信じているから、努力をすればって思える所が宗介との違いなんでしょう。
(まったく違うけど、まるで月森と加地みたいだな、と。努力は裏切らないという月森と、努力してもどうにもならない事はならないっていう加地)
ASでは、自信欠落をどのように描くのかな…と思ってたら………アレクセイイイイ
この時点で、すでにサドーヴニクアレクセイに響也をやられちゃってるので憎しみ。
そう来るか、と思いました。
宗介がかなでに、もし努力しても叶わないものを貰える事になったらどうしますか?って問うのが重かったです。
私も貰ってしまうかも…と言っても宗介の慰めにはならなかったけど。
マエストロフィールドの種をもらって、自信をつけて、自分の演奏に満足した宗介(地味にこの時のエフェクト好き)。
この時のハルちゃんもキツかった。
やっぱりやれば出来るじゃないか!って努力の人に言われるのは罪悪感を抱えた人間にはキツいでしょう。
だから!!!
あのスチルすごく好きです!
コルダ3キャラの中でも、“返す”という選択が出来るキャラは数少ないと思います。
真っすぐに手を突きだして、「
お返しします。」と言った宗介はほんと男前。
自信を取り戻す、より、今の自分を認めるという事が大事だったんだね、宗介。
本編でも自信をつけるストーリーだったけど、宗介自身が自分で認めるっていうのは、想いの届く日を弾かせて下さいって勇気出す所だけだったので、改めてASで掘り下げて書いてもらえてよかった。
告白も等身大という形で可愛かった!!