28日の話。慌ただしく



祖父が亡くなり、とにかく慌ただしい日々を過ごしています。

喪服を買いに行って、数珠を買いに行って、就活の時に買ったまま入ってなかった黒い靴を修理に出して、ひっきりなしにくる弔問客や取引先からの対応に追われ。
更に告別式に使う?ためのメモリアルボードを作るため祖父のアルバムをひたすら確認する作業で1日潰れました。
とても多い祖父&姉の写真に、孫写真は平等にせねばなんかないのか!って叔父一家にきいたり(なかった)

写真を見てると知らない祖父がいっぱいでてくる。
母はさも昔からこうだったのに後半おまえは大層ひどい態度を取ったみたいな言い方をするけど、私にとっては笑顔の祖父すら知らぬ顔なのである。
立派な仕事をしたらしい、カメラが好きだったらしい(知らなかった)、先々代の犬を抱っこしてこたつに入るらしい(考えられない)、小さい私の写真を自分のアルバムに脈絡なく貼るらしい(初めて見た)

私は本当につらい時期があったから、美化は絶対にしないけど、こういう時代もあったのだと思う。
もっと早く知りたかったなとも思う。
お棺にいつも使っていた茶碗を入れればと言ったら、それはお前が祖父に怒って投げて割ったと言われた。とてもとてもショック。私だって私なりに悲しいのだ。


やっぱり写真、アルバムはいい。
大学時代アルバムをプレゼントした友達も、ネットを通じた友達も、みんなアルバムを喜んでくれた(たぶん)
本当なら皆にアルバムをプレゼントしたいと思っているけど自分の写真は好きじゃない…という子もいるし悩む。

最近は撮る機会はすごく増えたけど逆に印刷しなくなった。
もっとどんどん印刷したいものですな。



姉が祖父は仏教だったからしばらく生物を食べぬといって、大星由良之介だぁと思いつつ私も真似てみたり(お粥とりんご生活が伸びただけだし)

喪服を姉と買いに行くとき、蝶が私達の周りを回って庭に入っていって、あの祖父が蝶になぞなるかいなと半ば思いつつ姉は思うところもあったようで、しばし沈黙。
蝶といえば不思議な事に季語は夏なんですよね。
雷も夏の季語。
さみしい夏の終わりがたたみかけてくる。

さくらももこもね、多くの人と同じようにさくらももこでエッセイの楽しさを知った身としては、彼女の新しい文章はもう読めないのかぁと悲しくなりました。


で、通夜や告別式などの一連が完全に終了するのが31日。本当に夏の終わりなわけで。
それまでずっとバタバタしてます。
体調は今日やっと完全復活なのでツイッター低浮上はそんな理由。
翌日はステコン〜
行くか行かないか迷ったんですが、9月1日、従兄達も学校始まるし日常が始まるんだから行けば?と。
しかしネイルや美容院の予約は取り消しました。
着る服そんなにないので普通に予定していたおしゃれはしますが。最初は気が引けてたんですが、しっかりした場所ではきちんとした正装を厳しく言い渡していた祖父なので逆にしっかりした服を着ろと言われ。

ただスケジュール的に体力が持つかなぁ。という心配。


そんな八月末。